「長期的な視野」と「短期的な視野」を持って、お金と接すること。

お金Howto

お金をうまくためて使うためには、何のためにためて使うのかという目的をしっかり決めておかなければなりません。
目的があるからお金を稼ぎ、目的に近づくためにお金を使います。

 
自分の夢であったり趣味であったり、息抜きなどです。
この繰り返しが人生であり、自分のやりたいことや願いにどんどんと近づいていき、人生を楽しむということです。

 
私の両親は、お金に関しての「長期的な視野」と「短期的な視野」の両方を持っています。
長期的な視野というのはもちろん「老後」です。

 
退職した後は収入がなくなり、老後は国からの年金に頼って生活をしていかなければなりません。
そのため、いざというときのお金をある程度貯めておく必要があります。

 
何のために使うのかという「目的」と、どのくらい必要なのかという「量」をしっかり把握しています。
母はいつも「老後のために……」と言ってお金を節約しています。
ですが、その一方で短期的な視野でも考えています。

 
将来のために貯めるだけではなく、今を楽しむために使うことです。
今使うお金は何のために使うのかというと、まさに「今」を楽しむためにです。

 
ただすべてにけちるというのではなく、自分が好きなことにはお金を使ってもいいのです。
私の母は普段は節約家ですが、好きな映画鑑賞にはお金を使います。

 
それが母にとって息抜きであり、ゆっくりした時間を過ごせる好きな時間なのです。
母はレンタルビデオで借りてきたビデオを見ながら「この時間だけは邪魔しないで」と言います。

 
また一方で、父はゴルフにお金を使います。
適度に人とコミュニケーションが取れ、また体を動かすことができ、父にはこの上ない有意義な時間です。

 
自分の好きなことにまで削って節約しては、楽しいことが何もなくなります。
老後という将来のことも考えながら、今現在も楽しむという短期的な考えの両方を持っていることが大切なのです。

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