節約は「一時的」ではなく「習慣」にしておかないと意味がない。

上手にお金を使う方法

お金を上手にためていくことには、日々の「習慣」こそが重要です。
一時的な考えではなく、当たり前の習慣として体に染み込ませておかないと、長続きがしないのです。

 
「1週間だけ節約しよう」と期間や制限を決めてしまう人は、決まってお金が貯まりません。
1週間という我慢がちびちびとたまり、予定の期間が過ぎれば今度はリバウンドとして跳ね返ってきます。
1週間分のストレスを発散させるように、どんとお金を無駄遣いするのです。

 
これではせっかくの節約も何にもなりません。
一時的な我慢ではなく、当たり前の日々の習慣にしてしまわないと、お金は本当にたまっていかないのです。

 
「よし! 節約だ!」と意気込む人より「節約は当たり前」と、落ち着いている人のほうが、お金は貯まっていきます。
私の母は、昔から徹底的な節約ぶりでした。

 
『もったいない』という歌でも歌っているかのように、何かあるたびにもったいないとぶつぶつ言うのです。
もらえるものはもらったり、買い物に出かけるときには必ず部屋の電気は消したりすることは当然のようにします。

 
私が部屋にいないときに電気をつけっぱなしにしていると「もったいない」と言って、勝手に部屋に入り込み、消します。
この習慣は、今でも変わりません。
話を聞くところによると、どうやら昔一人暮らしをし始めたくらいから意識をするようになったとのことです。

 
「一人暮らしをしていると、お金のことばかりが気になってね。
お金のことを強く意識するようになったのよ。

 
そのころから自然と節約が癖になり、今では習慣になってしまった」。
その昔、まだ私が生まれる前、母にはお金に関して強く意識をする時期があり、そのころから癖になっていったとのことです。

 
お金で苦労をした一人暮らしの経験が、母にお金に対するシビアな意識を持たせたのです。
お金を貯めるためには、特殊な技や技術は不要です。

 
当たり前のこつこつした節約を習慣にしていくことで本当の節約ができるのです。

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