いざお金を貯めようと思っても、その方法がわからなかったり、思うようにお金が貯まらないということは少なくありません。
お金を貯める方法を調べてみても、難しそうなものや効果があるのかよくわからないものが多くあり、正直めんどくさくなりますよね?
そこで今回は、お金を貯める方法を難易度別に分け、ずぼらな人でも実行しやすい9つに絞りました。
また、お金を貯める方法として、「収入を増やす方法」と「毎月の貯金額を増やす方法」があると思いますが、今回は「毎月の貯金額を増やす方法」をお金を貯める方法とします。
1.お金を貯める3つの方法~今すぐできる編~
まずは、どんなにずぼらな人でも、お金を貯めようと思ったその日から実践できる簡単な方法を、実行しやすい順に紹介していきます。
「そんなことじゃお金は貯まらないよ・・・」と思うかもしれませんが、今までやったことがないなら、どれも挑戦する価値大の方法になります。
方法1.定期的にATMを利用する習慣を身に着ける
「毎週金曜日に1万円おろす」や「隔週で月曜日に2万円おろす」といった感じで、定期的にATMを利用する習慣を身に着ける事で、自然とお金を管理できます。
これは最も簡単に行えて、効果も期待できるため、ずぼらな人には本当におすすめです。
お金が貯まる人は、自然とお金の使い方をきちんと管理できていますが、その習慣を身に着けるために、家計簿をつけたり、何にいくら使ったのかを毎回把握しておくことは大変です。
そのため、ATMの利用日と下ろす金額を毎回決めておくことで、面倒な事をせずにお金を管理することができます。
また、ATMの手数料が気になる人も多いと思いますが、ATM手数料をケチってしまった結果お金が貯まっていない可能性があるので、そこは割り切って挑戦してみてください。
方法2.身の回りを整理整頓する
いろいろな本やサイトで紹介されていますが、家の中や財布の中、会社のデスク回りなど、身の回りをきれいにすることが、お金を貯める第一歩になります。
身の回りを整理していない人は、必ず次のようなことを行っています。
- ストレスによる衝動買い
- 買ったものを捨てる(主に食料品の賞味期限切れ)
- 不要なものを買ってしまう(すでに持っているものやそれと似たようなもの※特に洋服)
身の回りを整理整頓したからと言ってお金は増えませんが、このような事をしなくなるだけで、だいぶお金に余裕が生まれるはずです。
方法3.口座を4つに使い分け、先取り貯金をする
先ほど紹介した2つの方法より少し大変かもしれませんが、口座を4つに使い分けるだけで、お金を簡単に貯める事ができます。
具体的には、次のように口座を使い分けます。
- 毎月の固定費
- 毎月の生活費
- 急な出費用の貯金
- 通常の貯金
口座をこのように分けるだけで、毎月確実にお金を貯める事ができます。
この方法のポイントは、次の3つになります。
ポイント1.給料が振り込まれた日にお金を各口座に入れなおす
ポイント2.給料が振り込まれる口座を3や4の口座にしない
ポイント3.絶対に急な出費用のお金も貯金する
やはり、毎月余ったお金を貯金するという方法ではお金は貯まらないため、給料日に先取り貯金をすることが1番効果的になります。
そして、あえて給料が振り込まれる口座を使わず、貯金専用の口座に1から貯めていった方が、確実にお金を貯めることができます。(目標の貯金額を設定し、それに向けて常に増えていく口座を持つことが重要です!)
また、急な出費や贅沢用に別口座で毎月1~3万円程貯金しておくことで、貯金用の口座残高を減らす事がなくなるので、モチベーションも維持できますよ。
口座さえ4つ開いてしまえば、簡単でしかも着実に貯金を増やしていけるので、絶対にやっておきたい方法の1つになります。
2.お金を貯める3つの方法~簡単だけど効果がでかい編~
ここからは、簡単にできて効果が確実にでる方法を紹介していきます。
少し大変かもしれませんが、ここではお金が貯まる効果が大きい順に紹介していきます。
方法1.大きな固定費を減らす
お金を貯める鉄則は、大きな固定費を減らすことになります。
一見大変そうですが、大きな固定費は1回減らしてしまえば、減らした分だけ何もしなくてもお金を貯めることができるので、簡単かつ超効果的な方法になります。
例えば、スマホ代が高いのであれば、料金プランを見直したり、ガラケーに変更するだけで、簡単にお金を増やすことができます。
他にも、家賃や保険料、車の維持費など毎月の固定費として当たり前に払っているものを見直すことで、簡単に数万円のお金を浮かすことができます。
また、お金を貯めようとすると、いきなり自販機での買い物を控えるなど、小さな節約を始めてしまいがちですが、効果が見えにくい上に大きなストレスがかかっておすすめできません。
方法2.品質が変わらないものは、安いものをまとめ買いする
基本的に、商品はある程度まとめ買いした方が大きな節約効果が見込めます、
例えば、毎日ペットボトルのお茶を買うのであれば、スーパーで安売りしているお茶をまとめ買いし、それを持っていくだけで、1本当たり40~50円ほどの節約ができます。
ペットボトルだけでは、節約効果として少し弱いですが、ビールや食品などまとめ買いができ、保存の効くものを全てこの方法で節約すると、
確実に数千円は浮かすことができます。
注意点としては、値段で品質が変わるようなものは、安いものは買わないということです
家具家電や洋服など、値段で品質が左右さるものはある程度高いものを購入した方が、結果的にお金を貯めることができます。
方法3.小銭は全て貯金する
毎日家を出る前、もしくは家に帰ってきたときに、財布の中の小銭を全て貯金します。
家に帰る前に小銭を全部使ってしまおうとしない限り、たったこれだけで数千円~1万円のお金を毎月貯める事ができますよ。
3.お金を貯める3つ方法~ちりつも編~
ここからは、ちりつも的にお金を貯めていく方法になります。
確実に効果はありますが、大変な部分もあるため、具体的にお金を貯める目的ができてから取り組んでみてください。
ここでは、簡単にできる方法から紹介していきます。
方法1.毎月の残金を貯金する
今すぐできる編で、口座を4つに分けてお金を管理するという方法を紹介しましたが、毎月の生活費は少額ですが必ず余ると思います。
そうしたお金は、ついつい翌月に繰り越してしまいがちですが、そこは我慢して普通に貯金してしまいましょう。
この方法は最初は小さな効果しか生みませんが、金銭感覚が身についてきて、効果的にお金を使えるようになった分だけ、大きな効果を発揮する方法になります。
ですので、最初のうちは貯金する金額より、翌月に繰り越さないという事がポイントになります。
方法2.無駄使いを減らす
小さな出費を減らしていくことで、ちり積も的にお金を貯めていくことができます。
例えば、毎日お弁当と水筒を持ち歩いたり、使わない電気は細かく消したり(コンセントを抜く)、専門店のコーヒーではなくコンビニのコーヒーを飲むなど、可能な限り無駄遣いを減らしていきます。
1つ1つは小さな金額ですが、全てを合わせるとある程度の金額を節約できるようになります。
ただ、この方法はストレスもそれなりにかかってくるので、本当にできる範囲で行っていきましょう。
方法3.細かく家計簿をつけ、浪費⇒消費の順に減らしていく
お金を貯める方法の基本として、家計簿をつける事が挙げられます。
これはよく聞く方法ですが、とてもめんどくさいですし、これをしたからといってすぐにお金は貯まりません。
しかし、真面目に家計簿をつけると、金銭感覚が身に就くようになり、半年から1年後には徐々に無駄遣いを減らすことができるようになっていきます。
その結果、家計簿をつけはじめて1年もすると、つけていない頃よりも確実に多くのお金を貯めることができるようになります。
簡単に、家計簿をつける方法やコツについても紹介しておきます。
家計簿はなるべく細かくつける事によって、毎月何にいくら使っているのかという事を正確に把握します。
そうすることで、月々の支払いを次の3タイプに分ける事ができます。
タイプ1.浪費(生きていくうえで全く必要のないもの)
タイプ2.消費(生きていくうえである程度必要なもの)
タイプ3.必要経費(絶対に省けないお金)
人によって、どの支払いがどれに分類するかは変わると思いますが、浪費を限りなく減らしていき、消費も可能な限り減らしていくことで、ある程度のお金を余らせることができます。
ただし、浪費もストレス解消になるなど完全に無駄なものではないため、ほどほどにすることも大切ですよ。
4.お金を貯める上での2つの注意点
お金はただがむしゃらに頑張るだけでは、なかなか貯まりません。
そこで、お金を貯める前に次の2点に注意するようにしてください
注意点1.お金を貯める目標を立てる
注意点2.節約する価値があるのかを考える
注意点1.お金を貯める目標を立てる
ただがむしゃらに貯めるより、○○万円貯めるという事を目標にお金を貯めていくことで、お金を貯めるモチベーションを保つことができます。
可能であれば期限をつけるとより効果的ですが、あまり厳しいものにしてしまうと途中で挫折してしまうため、まずは○○万円貯めるという目標で問題ないです。
具体的な金額としてよく言われるのが、100万円を貯める事ですので、特に目標がない場合はとりあえず100万円を目指してみてはいかがでしょうか。
注意点2.節約する価値があるのかを考える
節約のしすぎでストレスがたまってしまい、散財したり仕事のモチベーションが上がらないというのは本末転倒になります。
そのため、ある程度の浪費は積極的に許すようにしてください。
1つの考え方として、自販機でお茶を買う事をやめ、スーパーの安いお茶を買うようにすることで得られる1月のお金は2千円がいいところです。
この2千円を節約することで仕事に支障をきたすのであれば、数年~10数年後に収入を上げるべく、仕事に集中した方が得策になります。
仮に10年間1月の2千円を我慢したところで、18万円の節約にしかなりません。
それなら、10年後までに18万円の収入を増やす努力をした方が、有意義と言えるのではないでしょうか。
5.まとめ
それでは最後に、お金を貯める方法をまとめておきます。
お金を貯める9つの方法
- 定期的にATMを利用する習慣を身に着ける
- 身の回りを整理整頓する
- 口座を4つに使い分け、先取り貯金をする
- 大きな固定費を減らす努力をする
- 品質が変わらないものは、安いものをまとめ買いする
- 小銭は全て貯金する
- 毎月の残金を貯金する
- 無駄使いを減らす
- 細かく家計簿をつけ、浪費⇒消費の順に減らしていく
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