専業主婦をするということは1億円を捨てることと同じ!

お金持ちになる習慣

女性の中には「専業主婦」を求める方がまだまだ多いと聞きます。大学を卒業して一定のキャリアを積んでも結婚によってそれを捨てるのはもったいないことです。正社員の妻が結婚を機に退職するのであればそれによって失うお金は1億円ともいわれます。

キャリアのある女性が仕事を辞めるのは人的資本の無駄遣い?

女性の大学進学率も高く、そして企業の正社員として働いている方も多いのではないかと思います。
そういう方が結婚を機に会社を辞めるという事例も多く見てきました。

こうした事は、家庭の収入や将来を考えたとき「モッタイナイ」事だと思います。
女性の生涯賃金は男性より多少は劣るものの、それでも正社員として働けば2億円を超えてきます。30代で結婚するとしても、その生涯賃金は1億円近い現在価値があるということになります。

そう考えたとき、結婚をして専業主婦になるというのは1億円近い人的資本という価値を捨ててしまうということにほかなりません。

老後の年金問題として退職までに5000万円ほど必要などと試算されることが多いですが、夫婦が正社員として共働きしていれば退職時にはそれくらいの貯蓄は余裕でできているでしょうし、さらに夫婦とも厚生年金に入っていれば、老後の年金だって多くもらうことができます。

もちろん、出産等によって仕事を離れなければならない事情もあるとは思いますが、近年ではそうした人への育児休暇等も整ってきているはずです。せっかくのキャリアを棒に振るのはもったいないと思います。

ちなみに、ユーキャンが2010年に行った調査では、結婚・出産後もパートナーに働いてほしいと考える男性はおよそ63% というデータが出ています。
一方で女性は一度は専業主婦になりたいという方が76.6%にも登るそうです(2010年電通の独身実態調査)。

共働きというスタイルは経済的に考えて家庭は相当安定することになります。

結婚して契約社員や派遣社員・パートになるという選択

このような選択もあるかもしれませんが、現在が正社員という立場であるならば、こうした選択は収入という面を見るとやめた方が良いと思います。

「正規社員と非正規社員との生涯賃金の差」でも書いていますが、正社員と非正規社員との間では賃金・待遇面で大きな格差があります。

現在の日本の労働市場においては「正社員」が特権的な立場になっています。そして一度ドロップアウトすると中々戻ることができません。そのような環境でもある以上、契約社員やパートになるという道はあまりお勧めできないというのが現状です。

 

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